商業簿記だけを先に終わらせる
範囲の広い商業簿記だけを続けると、工業簿記の計算手順を反復する期間が短くなります。
最初の週から商業簿記と工業簿記を交互に学ぶ
経験別の勉強時間、商業簿記と工業簿記を並行する順序、つまずき対策、最初の1週間をまとめました。
3級の基礎がある場合の期間目安
約4〜6か月簿記3級の理解度と、毎週確保できる時間に合わせて学習期間を調整します。

勉強時間の目安
商業簿記・工業簿記、総合問題、90分演習までを含む経験別の目安です。毎週使える時間に合わせて、自分の学習期間を決めます。
経験別の比較
最大500時間を基準に表示
簿記3級の内容を説明できる人
250〜350時間
週12〜18時間を確保する
簿記3級を学んだが復習が必要な人
300〜400時間
週12〜16時間を確保する
簿記を初めて学ぶ人
400〜500時間
週15〜20時間を確保する
自分に近いケースを選ぶ
3級の基礎が定着
3級の仕訳と決算を短く振り返り、2級の商業簿記・工業簿記、総合問題、90分演習に時間を使います。
学習時間の目安:250〜350時間
3級から学び直し
簿記3級の主要な仕訳と決算整理を復習してから、商業簿記と工業簿記を並行して学ぶ時間を含みます。
学習時間の目安:300〜400時間
簿記が初めて
3級相当の簿記の基本を身につけた後、2級の商業簿記・工業簿記へ進む場合の目安です。
学習時間の目安:400〜500時間
つまずきやすい点
2級では資料と計算量が増えます。求める金額、使う資料、計算の順序を先に書くと、途中の迷いを減らせます。
範囲の広い商業簿記だけを続けると、工業簿記の計算手順を反復する期間が短くなります。
最初の週から商業簿記と工業簿記を交互に学ぶ
会社間取引、債権債務、未実現利益の関係を図にしないと、どの金額を消去するか迷いやすくなります。
親会社・子会社・外部の関係を先に図にする
個別・総合・標準原価計算で目的が変わると、どの数量と単価を使うか判断できなくなります。
計算前に原価の流れと求める対象を書く
4段階の学習計画
各段階に商業簿記と工業簿記を置きます。片方だけを完成させてから次へ進む計画ではありません。
学習準備
商業簿記
5つの要素、主要な仕訳、決算整理、財務諸表を短く復習します。
工業簿記
材料・仕掛品・製品・売上原価へ金額が移る全体像を先に見ます。
この段階の到達目標:個々の仕訳が財務諸表へつながる流れを説明できる
並行学習
商業簿記
有価証券、固定資産、株主資本、税金などを仕訳と表示まで学びます。
工業簿記
費目別計算、製造間接費、部門別計算、個別原価計算へ進みます。
この段階の到達目標:週の中に両方の科目を置き、片方だけを長く空けない
総合論点
商業簿記
財務諸表、本支店会計、連結会計を、会社間の関係と修正仕訳に分けて解きます。
工業簿記
総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算、CVP分析を図と式に分けて解きます。
この段階の到達目標:計算式だけでなく、金額の出所と行き先を説明できる
試験対応
商業簿記
個別仕訳と総合問題を組み合わせ、資料の読む順番を固定します。
工業簿記
原価の流れと差異分析を大問単位で解き、途中計算を残します。
この段階の到達目標:受験方式に合わせた解答順と見直し時間を決める
最初の1週間
市販のテキストで基礎を読み、アプリで試験範囲と学ぶ順番を見渡し、問題と詳しい解説で理解を確かめます。二つを行き来できる状態を作ります。
1日目
2026年度の出題区分表に合う市販のテキストを一冊選び、公開後はふわっと合格シリーズの簿記2級アプリをダウンロードします。テキストは基礎を順に読み、アプリは学習の現在地を確かめるために使います。
2〜3日目
試験範囲と学ぶ順番を一枚で見渡せるアプリのロードマップを開き、商業簿記と工業簿記の位置、簿記3級の復習を含めて合格までに残る距離をつかみます。次に読む章を市販のテキストで見つけます。
4〜5日目
アプリで商業簿記と工業簿記を1問ずつ開き、正解を目指さず詳しい解説を読みます。分からない論点は市販のテキストの該当章へ戻ります。
6〜7日目
3級の復習から始めるか、2級の最初の単元へ進むかを決め、市販のテキストで読む範囲と、アプリで問題・解説を見る時間をセットで決めます。
市販のテキストを選ぶ前に
2026年度は2022年度版の出題区分表が適用されます。ただし、企業会計基準第37号「期中財務諸表に関する会計基準」は2026年度から出題対象です。2027年度以降は改定予定です。
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