会計・ビジネス

日商簿記2級 検定ガイド

日商簿記2級

商業簿記と工業簿記から、企業活動を数字で読む力を学ぶ検定です。

試験の数値、2つの科目、合格率はここで分かります。勉強時間、週ごとの順序、つまずき対策は、学習ガイドで具体的に決められます。

情報確認日:本文更新日:
2冊の帳簿を抱えるふわぐまと、書類、電卓、折れ線グラフと円グラフを表示したノートパソコンの手描きイラスト

簿記2級で身につく2つの見方

商業簿記

社外との取引

工業簿記

製造と原価

企業活動を
数字で読む

財務諸表と利益構造

数字でつかむ

試験の要点

90分、70%以上、5題以内。費用、受験方式、2026年度の出題範囲も、短いカードで読めます。スマートフォンでは横へ動かせます。

試験時間

90分

統一・団体・ネット共通

合格基準

70%以上

100点満点

問題数

5題以内

商業簿記・工業簿記

受験料

5,500円(税込)

2026年度・税込

受験方式

統一・団体・ネット

3方式で範囲と難易度は共通

2026年度範囲

2022年度版を継続

2027年度以降は改定予定

2つの科目

商業簿記と工業簿記の違い

商業簿記は企業外部との取引、工業簿記は製造にかかった原価を扱います。2つを合わせて、企業活動を数字で捉えます。

商業簿記

企業外部との取引を記録し、企業全体の財務諸表へまとめます。

取引決算整理財務諸表

有価証券、固定資産、リース、税効果会計、株主資本、連結会計など

企業全体の成績と財政状態が見える

工業簿記

製造に使った資源を集計し、製品原価と利益管理へつなげます。

材料・労務・経費仕掛品・製品売上原価

費目別・部門別、個別・総合・標準・直接原価計算、CVP分析など

製品原価と利益の構造が見える

学びの全体像

2級で身につく3つの力

簿記2級で扱う範囲と到達点を、3つに分けて見られます。

01

複雑な企業取引を記録する

簿記3級の仕訳と決算を土台に、連結会計まで含む会計処理へ広げます。

02

製造原価の流れをたどる

材料・労務・経費から、仕掛品、製品、売上原価へ移る金額を捉えます。

03

数字から企業活動を読む

財務諸表と原価計算を使い、企業全体の状態と利益構造を考えます。

学習を始めるときは

経験別の勉強時間、2科目の進め方、最初の1週間は学習ガイドにあります。

商業簿記・工業簿記の勉強時間と進め方

ネット試験の年度別データ

合格率の推移

2021〜2025年度のネット試験について、受験者数と合格率を同じグラフで見られます。統一試験とは集計期間が異なるため、同じ条件の数値としては比べません。

5年平均

35.8%

2021〜2025

直近年度

32.9%

2025年度・合格者46,351人

期間変化

-5.2pt

38.1% → 32.9%

受験者数と合格率の推移

受験者数合格率
受験者数と合格率の推移05.0万10.0万15.0万受験者数(左軸)合格率(右軸)20212022202320242025

グラフは横に動かすと、各年度の数値を大きく読めます。

2025年度のネット試験は受験者141,072人、合格率32.9%でした。第173回統一試験は受験者4,821人、合格率15.1%ですが、集計期間と受験者層が異なるため単純比較しません。

必要なときに開く

詳しい試験情報

費用、日程、受験方式、2026年度の出題範囲は、必要な項目だけ開いて読めます。

受験料・日程・結果
受験料
5,500円(税込)
ネット試験のインターネット申込方式では、別途550円の事務手数料がかかります。
統一試験日
2026/11/15・2027/2/28
2026年度の残りの第174回・第175回。申込期間は各地商工会議所で異なります。
ネット試験日
会場ごとに設定
随時受験できますが、統一試験前後に施行休止期間があります。
合格発表
ネットは試験終了後に判定
統一試験の発表日・方法・合格証の受取方法は商工会議所ごとに異なります。

申し込みから試験当日まで

  1. 1

    受験方式と日程を選ぶ

    統一・団体・ネットの違いから、自分が受ける方式と日程を決めます。

  2. 2

    会場と申込窓口を選ぶ

    統一試験は各地商工会議所、ネット試験は施行会場または専用ページから申し込みます。

  3. 3

    受験料を支払う

    申込期限、受験料、事務手数料、変更・キャンセル条件を読んで手続きします。

  4. 4

    当日の準備をする

    本人確認書類と使用可能な電卓を用意し、集合時刻と解答方法を把握します。

受験方式・解答方法
受験方式
統一・団体・ネット
3方式で出題範囲と難易度は同じです。申込窓口と解答方法は異なります。
試験科目
商業簿記・工業簿記
工業簿記には原価計算を含みます。5題以内を90分で解きます。
解答方式
ペーパー/選択+入力
ネット試験は仕訳の選択に加え、金額や勘定科目名を入力する問題があります。
2026年度の出題範囲
2026年度範囲
2022年度版を継続
2027年度以降は改定予定です。受験年度に対応した教材を使います。

読み終えたら、次の一歩へ

商業簿記と工業簿記を並行する学習計画

3級の理解度に応じた学習時間、商業簿記・工業簿記の進め方、最初の1週間に取り組むことをまとめています。

商業簿記・工業簿記の勉強時間と進め方