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危険物・化学保安

危険物取扱者乙4

危険物取扱者 乙種第4類

法令、基礎物理・化学、第4類危険物の性質と消火方法を問います。

ガソリン、アルコール類、灯油、軽油などの第4類引火性液体を扱う国家資格区分です。受験資格はありませんが、3科目それぞれ60%以上が必要です。

情報確認日:本文更新日:

令和7年度 受験者

222,545人

乙種第4類の全国計

令和7年度 合格率

31.9%

合格者71,059人

問題数

35問

法令15問・基礎物理化学10問・性質と消火10問

試験時間

2時間

乙種の標準時間

合格基準

各60%以上

総得点だけでは判定されません

試験概要

試験概要

試験形式、受験条件、費用など、申し込み前に必要な情報を紹介します。

費用

受験手数料 5,300円

非課税。合格後は新規免状交付手数料 2,900円が別途必要です。

日程・会場

支部ごとに異なる

試験日程一覧で受験地ごとに確認します。全国どこの試験会場でも受験できます。

試験形式

マーク・カード筆記

乙種は五肢択一式、実技試験なし。

問題数・配分

35問

法令15問、基礎的な物理学・化学10問、危険物の性質・火災予防・消火10問です。

合格基準

各科目60%以上

3科目それぞれで60%以上が必要です。

受験資格

なし

乙種・丙種は誰でも受験可能です。

申込方式

電子申請・書面申請

申請方式は変更される場合があります。申込み前に最新の公式案内をご確認ください。

申し込みから試験当日まで

試験日と申込期間は受験地ごとに異なるため、希望する都道府県の案内に沿って手続きします。

  1. 1

    受験地・日程を選ぶ

    全国一覧と受験地支部の案内で、試験日、受付期間、会場を確認します。

  2. 2

    電子申請または書面申請

    現在は双方の案内があります。申込み前に最新の公式案内をご確認ください。

  3. 3

    手数料を納付する

    受験手数料と、電子申請時の支払手数料を分けて確認します。

  4. 4

    受験票と写真を準備

    受験票の印刷、写真貼付、持参物を試験前に確認します。

難易度の目安

難易度と合格基準

令和4年度以降の合格率は31%台です。35問という少ない問題数で、3科目それぞれ60%以上が必要です。苦手科目を残すと、総得点が高くても不合格になる可能性があります。

受験者数と合格率の推移

受験者数合格率
受験者数と合格率の推移010.0万20.0万30.0万受験者数(左軸)合格率(右軸)R元R2R3R4R5R6R7

グラフは横に動かすと、各年度の数値を大きく読めます。

出題構成

35問の配分

法令15問、基礎的な物理学・化学10問、危険物の性質・火災予防・消火10問で構成されます。各科目で60%以上が必要です。

危険物取扱者乙種第4類35問の科目別配分法令物化性消

分野

問題数

全体比

各科目60%

法令

15問

42.9%

9問

物化

10問

28.6%

6問

性消

10問

28.6%

6問

頻出テーマ

主な出題分野

試験は、法令、基礎的な物理学・化学、危険物の性質・火災予防・消火の3科目です。指定数量の計算、静電気や燃焼の基礎、物質ごとの性質と適切な消火方法が問われます。

指定数量・施設区分・消火設備

指定数量の倍数計算、施設ごとの規制、保安距離、消火設備の当てはめを判断します。

間違えやすいポイント:数字だけを単独暗記し、施設類型や義務と結びつけずに覚えがちです。

第4類危険物の分類・性状比較

ガソリン、灯油、軽油、アルコール類、アセトンなどの引火点、比重、水溶性を比較します。

間違えやすいポイント:似た性状を取り違えると、消火方法や貯蔵上の注意まで連鎖して崩れます。

静電気・燃焼・有機化学の基礎

静電気、燃焼熱、状態変化、官能基など、基礎物理・化学の概念を学びます。

間違えやすいポイント:計算や化学用語を後回しにすると、危険物の性質や消火方法を理解しにくくなります。

適切な消火剤と避けるべき消火方法

使用できる消火剤と避けるべき消火方法を、物質の性質から判断します。

間違えやすいポイント:消火剤名だけを覚えると、棒状注水や水溶性の違いで迷います。

オリジナル例題で確認する出題のポイント

掲載している例題は、主な出題分野を理解するために当サイトが作成したものです。公式問題や過去問題を転載したものではありません。

法令

指定数量の倍数計算

オリジナル例題

同一の貯蔵場所でガソリン200Lと灯油500Lを扱う場合、指定数量の倍数として最も近いものはどれですか。

  1. 1. 0.5倍
  2. 2. 1.0倍
  3. 3. 1.5倍
  4. 4. 2.0倍

答え: 1.5倍

ガソリンは1倍、灯油は0.5倍として合算します。物品ごとの指定数量を分けて計算します。

基礎物理・化学

静電気による着火防止

オリジナル例題

第4類危険物の取扱いで、静電気による着火を防ぐ対応として最も適切なものはどれですか。

  1. 1. 容器を絶縁して帯電を逃がさない
  2. 2. 接地を行い、流速や落下高さを抑える
  3. 3. 換気を止めて蒸気を閉じ込める
  4. 4. 摩擦を増やして液面をかき混ぜる

答え: 接地を行い、流速や落下高さを抑える

静電気対策は、帯電を逃がすことと発生を抑えることをセットで考えます。

学習の要点

学習のポイント

乙4では、第4類の液体がどのような条件で燃えやすいか、水に溶けるか、どの消火方法が適切かを、消防法上の取扱いルールと合わせて判断します。初学者は、まず基礎物理・化学で燃焼の仕組みを理解し、次に危険物の性質・火災予防・消火で物質ごとの差を比べます。最後に法令の数値と手続きを覚えると、三つの科目を関連づけて学べます。

学習計画

学習の進め方

3科目それぞれで60%以上を取れるよう、基礎から問題演習へ進みます。

基本の学習順序

  1. 1

    基礎物理・化学を先に学ぶ

    静電気、燃焼、有機化学で理解できていない箇所を早めに見つけます。

  2. 2

    第4類危険物の性質と消火方法を覚える

    分類、引火点、比重、水溶性、適応する消火方法を物質ごとに比較します。

  3. 3

    法令の問題演習を繰り返す

    指定数量、施設区分、保安距離、消火設備、申請手続を問題演習で身につけます。

試験直前の確認事項

法令

指定数量、保安距離、変更許可、点検、危険物保安監督者、給油取扱所、運搬容器表示を最終確認します。

  • 倍数計算は物品ごとに分けてから合算する
  • 施設区分と保安距離・消火設備を対応させて確認する
  • 許可、届出、点検、保安監督者の役割を混同しない
指定数量保安距離変更許可点検運搬容器表示

基礎物理・化学

引火点、発火点、燃焼の三要素、静電気、自然発火、状態変化、消火剤の原理を再点検します。

  • 引火点と発火点を言葉で区別する
  • 燃焼条件、静電気、自然発火を原因と対策で結ぶ
  • 消火剤はなぜ効くかまで確認する
引火点燃焼の三要素静電気自然発火消火剤

危険物の性質・火災予防・消火

液体の比重、水溶性、引火点、適切な消火剤、貯蔵上の注意点を物質ごとに比較します。

  • ガソリン、灯油、軽油、アルコール類を横比較する
  • 水溶性と非水溶性で消火剤の選び方を分ける
  • 貯蔵・換気・火気厳禁の理由を言えるようにする
比重水溶性引火点適応消火剤貯蔵上の注意

受験実務

受験票のダウンロード・印刷、写真貼付、当日の持参物確認を忘れないようにします。

  • 受験票、写真、本人確認書類、筆記具を前日までにそろえる
  • 会場、集合時刻、交通手段を再確認する
  • 当日は先に解ける問題から進め、科目ごとの取りこぼしを防ぐ
受験票写真貼付持参物会場確認